冬期講習・直前講習を終えて①(失敗の例)

最後の授業でお話ししたことでもありますが，入試本番に向けて元受験生という先輩の立場から伝えたいことがあります(ほとんど更新しないので見ていない人が多いと思いますが笑)。

僕は浪人をしているので，現役生と浪人生の2回受験をしていますが，現役生の時に大きな失敗をしています。それは体調管理を怠ったことにあります。

現役生の頃は金銭的な問題もあり，受験校は上智2個(挑戦校)，学習院1個(滑り止めのつもり)，早稲田2個(挑戦校)という自分の偏差値から考えると到底不可能な出願状況でした。

でも，元来の楽観主義から「俺はそういう星に生まれついているから何とかなるんじゃないか？マーク方式とかなら運よく全問当たるかもしれないし！」と思っていました。…アホですね。笑

何とかなりませんでした。まず初っ端の上智大学で撃沈し，その後不合格の知らせが届きました。ここで，ようやく現実を見たのです。「滑り止めと考えている学習院で失敗したらお終いだ。学習院だけは失敗できない。落ちたらどうしよう…。」そして，受験前日に不安になりはじめ，寝られなかったのです。午前5時にようやく眠りにつくことができましたが，7時には起きて試験会場に行かなければならない。

そして，英語の試験最中に僕は記憶を失いました。夢の世界に旅立ったのです。途中で試験官に起こしてもらったような，起こしてもらっていないような…，よく覚えていません。もちろん結果は不合格で，残りの早稲田もボロボロでした。

現役生で全落ちだったのは，そもそも学力自体が低かったのが全ての原因ですが，体調管理の面でも失敗をしたわけですね。受験本番というのはプレッシャーもあったり，不安になったりして，なかなか寝付けないこともあると思います。

そこで，浪人生の時は体調管理の面に重点を置いてみたのです。「冬期講習・直前講習を終えて②(成功の例)」に続く。